Group 2では、植生環境(草本・木本)・農地環境を現地レベルや UAV・衛星画像データから得られる情報により把握し、植生の分布状況を把握し、その立地環境との関係性から緑化ポテンシャルを解明することを目的として研究を行っています。
具体的には、水循環シミュレーションモデルで解析対象とした地域を対象として、衛星画像と現地での UAV 画像データにより、地表面の植生を把握します。これは、UAV
取得画像データによる優占植物種類の特定と、衛星画像データによる優占植物種の面的把握によって達成されます。そして、優占している植物の情報と地形データ情報を重ね合わせ、G1との連携により土壌水分ポテンシャルマップを描画し、最終的に緑化ポテンシャルを評価します。
これに加え、家畜動物の可消化養分総量やバイオロギングによる移動距離などから放牧地の牧養力を把握します。