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フランス人の休日part2

アッベ湖の朝は早い

わたしたちは6時出発だったので

5時半に起きたが

フレンチファミリーはもうすでに

出発した後であった

 

まずはアッベ湖の水を採取し

近辺にある農場の灌漑水を視察

そしてお決まりの地熱水を採取し

一旦朝ごはんを食べに戻った

ジブチ側の湖淵はロバの糞で埋まっていたが

エチオピア側からも汚水が流れてきているらしい

幸運にもフラミンゴに遭遇できたが

あまり気持ちのいい水ではなかった

 

地元の子供たちはとても愛嬌がよく

わたしが言ったことをずっと真似してくる

車で試料採取地まで10分くらい走ったが

到着した時にはすでに

彼らが待ち構えていたくらいだ

もう少し時間があれば

湖の周りをぐるっと回って

20地点くらいから水を取りたかったが

今回は近辺の村にある井戸水と地熱水

そして1地点の湖水試料にとどめた

 

イディル姉は最近土壌に興味を持ったらしく

タイプの違う土壌試料を採取していた

もとは地下水水質汚染関係からの繋がりだったが

自主的に研究対象を広げようとしていることが

なによりうれしく感じた

子供だろうが大人だろが

学生だろうが教員だろうが

自分が関わった人の成長を目の当たりにするのは

自分にとって代えがたい財産になる事を知った

 

 

 

ちなみに

アッベ湖で20か所くらいブヨに喰われたので

訪れる際は十分覚悟しましょう