先日紹介したDecan Refuge
そこで2日間の学生向け調査講習を行った
日本でも学生を連れて
幾度となくマングローブ調査をしたが
一つだけ共通していることがある
それは...
なぜかマングローブを歩くとみんな
異様にテンションが上がる と言う事だ
ほとんどのマングローブは足元がぬかるみ
どぅるどぅるしてるから
足が泥に埋まりながら歩くことになる
そして時には膝 運が悪ければ腿まで
なんだかよくわからないが
それがとてもおもしろいらしい
まぁこっちからしたら
初めての人がはまりそうな所がわかるから
そこでカメラを構えて待つのが楽しくはある
とまあそんなふうに
初心者がはまって泥だらけになるのを
楽しむのがマングローブの醍醐味なのだが
今回の学生たちはとてもやる気に満ち溢れていた
呑み込みが早いのか一度教えたらあとは
どんどん仕事をこなしていく
運動神経も抜群で
男性陣はすでにマングローブ歩きの達人だ
いつの間にか木の上に登っていたり
どぅるどぅるの上を走り回っていたりするから
こっちも負けじと極意を披露する
なんとか熟練者の意地を見せつけ
卑怯な手で学生からの尊敬を集めて
おじさんは満足したのであった
マングローブには人々を笑顔にする力がある
私たちがその記憶を繋いでいくことが
マングローブを守るという事なのかもしれない
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