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Decan Refuge

ジブチにも動物園がある

 

Duda農場からほんの数分のところ

フランス人のラ・フランスさんが経営する

Decan Refugeという動物園がある

 

フランス人のラ・フランスさんは獣医で

インディージョーンズそっくりの

イケオジだ

 

フランス人のラ・フランスさんは

マングローブにも興味があるらしく

敷地内にマングローブ保護区を設けている

そこで主に植林活動や保全運動をしていて

African Carbon Solutionという団体と共に

様々な活動をしている

 

その団体から派遣されたのがホマンさん

ホマンさんは左腕にタトゥーがはいった

ロングヘアーのイケメンボランティアだ

 

この日はイディル、イブラヒムたちと

その保護区をホマンさんに案内してもらった

ジブチ大、我々、Decan Refuge、

そしてAfrican Carbon Solution

この4者で協力してできること

そんなことを話しながら

大きめのクリークの中を歩いていく

すると

いつも見慣れた景色とは

少し違ったものが眼前に現れた

よく目にするマングローブ水路は

両脇にRhizophoraかBruguieraが

ずらっと並んでいるのが定石だが

ここではそれはAvicenniaであった

干潮のおかげも相まって

普段見ることがないAvicenniaの根が

地中を走る様子がよく観察できる

 

だがよくよく考えれば

中東の湾岸域をはじめとした

乾燥地の沿岸部では

大抵の場合Avicenniaが優占しているから

そのような地域のクリークでは

珍しい光景ではないのかもしれない

 

そうこうしていると

 

ぽつんと現れたRhizophoraさん

5本だけではあるが

なんとかここでも出会うことができた

 

ホマンニキに聞いたところ

植林したものではないそうなので

どこからか流れ着いて定着したのだろう

そして状態もかなり良かった

 

フランス人のラ・フランスさんは

マングローブの素晴らしさを子供に伝えたい

そんなことを言っていた

 

とりあえず今週

イブラヒムとジブチ大の学生を連れて

ここに調査をしに行く予定だ

その時彼らにフィールドでしか

教えられないことを伝えられたらと思う

 

 

 

フランス語で...ね......