以前話題にしたラクダミルク
その殺菌過程で使われている
樹木の種類がついに判明した
ソマリ語でkulan
学名はBalanites orbicularisという樹木
ソマリランドの沿岸地域に自生し
ジブチでは意外とそこら辺で見かける
和名は見つからなかったので
ここではイブシノヤツノキとでもしておこう
ジブチでの利用は先に述べた
ミルクの殺菌と蚊よけ
民家にお邪魔すると上記の写真のように
材木に火をつけ蚊取り線香的に使っている
だが意外にも
こいつが持つポテンシャルは高そうだ
果実は人間が食べられるし
葉っぱは家畜の餌になる
そしてその種子から生成されるオイルは
なかなかの高値で売れるらしい
そこらへんに生えてはいるが
みんな勝手に切ったりしてるらしく
ちょっとした問題なんだよね と
ダッヤーは語っていた
直接的に食料になるわけではないが
余すことなく使えるイブシノヤツノキ
ちゃんと管理して販路を獲得すれば
ジブチの産業として成り立つのではないだろうか
参考動画(※ソマリ語のみ)↓
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