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マングローブクライミング

今日は久々に相棒に会ってきた

そう みんな大好きマングローブだ

 

今まで行ったことがない場所で

相棒が頑張っていると聞きつけて

いてもたってもいられず

会いに来てしまったというわけだ

 

ここはKhor Ambadoと呼ばれる場所

国道から右に逸れて

中国軍基地方面へ向かい

海岸沿いに西へと進むとそれはある

 

それにしても昨晩の雨のせいか

道がぬかるんで思ったより悪路だ

途中から車で行けなくなったので

歩いてアプローチ開始

 

しかし…

なんとまぁ本気のガレ場よ…

この写真では伝わりづらいが

普通にけっこうな斜度があって

普通に結構ガレている

 

沢登りで最後のガレ場を詰めている感じ

と言えばわかるだろう(わからんだろ…)

3人のうち2人がマリンシューズ

ひとりがビーサンという

絶望的な装備のおかげで

難易度が2.3倍くらいになっていたはずだ

 

しかし次第に濃くなるやつらの気配に

心がざわついてきた

なんと…

これは今までにないパターンだ

 

急峻なガレ場を抜けた先には

大地に大きく刻まれた渓谷と

様々な植物たち

そしてそれを見守るかのように

静かに流れ続ける水

徐々に歩きづらくなってきて

足の裏がマングローブ土壌を感じ始めた頃

やっと再会できた相棒たち

 

なんだかここのやつらは

心なしか活き活きしているように見える

葉の輝きや実生の艶と張り

 

明らかに今までとは違う生命力を放っている

随所に湧き水らしい水道があった

イブラヒムの見解は

ダムの水が伏流しているのでは?とのこと

 

なかなかマッディで思うように進めず

今日は視察にとどめたが

まじでここにビーサンで来た自分をぶん殴りたい

 

とりあえず収穫はあったから一旦戻ろう…

 

 

いや 階段ありますやん…