私たちがジブチに着いて
一番最初に顔を合わせるのは
いつも決まってスッレーだ
彼はプロジェクトが始まった頃から
ずっと私たちを支えてくれている
唯一のドライバーだ
一緒にいる時間が一番長いせいなのか
彼のその穏やかすぎる雰囲気のせいなのか
自分のおじいちゃんのように感じてしまうのは
きっと私だけではないだろう
これから4か月間
毎日のように顔を合わせるのだから
どこかのタイミングでgrand pèreと呼んでみよう
この写真を見ながら
彼が笑顔で返してくれることを想像していたら
これから4か月間ジブチで生活する不安など
どこかへいってしまった