水資源の発展的管理でジブチの砂漠に持続的農牧業をつくれ!

『ジブチにおける広域緑化ポテンシャル評価に基づいた発展的・持続可能水資源管理技術確立に関する研究』


・研究代表者名
 (所属機関)

ジャマ モハメド ハッサン

(ジブチ大学 学長)



・国内研究機関

東京農業大学、長崎大学、秋田大学、京都大学、株式会社地圏環境テクノロジー、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル



・相手国研究機関

ジブチ大学、ジブチ調査研究センター、ジブチ農業水資源漁業畜産海洋資源省



・採択年度

平成30年度(2018年度)



・研究機関(採択時)

5年間



・相手国

ジブチ共和国



・研究課題の概要

広域水資源・緑化潜在力を把握しアグロパストラル(農牧業)実証

ジブチは国土の大部分が土漠の自然環境が過酷な国であり、食料自給率は13%程度*である。ジブチの水資源の広域かつ立体的な分布・循環経路・持続可能利用量を把握し、農牧業の展開地域を広げることを目指す。ジブチ全土において衛星・UAV画像を用い緑化力・牧羊力と水資源との関係から現状把握を行う。また、都市ゴミを有効活用した緑化、有用植物・飼料の開発によりオアシス農業を発展させた節水型農牧業モデルを提案する。*金額ベース

水資源を有効活用し乾燥地に荒廃地緑化・農牧地を実装普及!

最適緑化地域を示し、適地における実証試験を通して乾燥地に適した持続可能な農牧業(アグロパストラル)を展開する。この過程でジブチ全土の水循環、ひいてはアフリカ各地域の国境を越えた地下水循環系を明らかにし、他の乾燥地域への実装可能性を示す。